以前、瀧井美代子に「袋を捨てるな」と怒られたことがあります。
それはコンビニの袋だったのですが、商品を出してその袋をゴミ袋に捨てようとしたときに、怒られました。
私(瀧井美代子)の親は長嶋金次郎という宮大工で、木の屑一つ大切にする人だった。それを捨ててしまったらゴミだけど、必ず何かの役に立つ。
袋だって、何かを入れる袋にもなる。捨ててしまったらまた袋を買わなければならん。
終戦直後、物が無い時代、少女だったおばあさんは闇市で食べ物を探していました。もちろんお金はもっていません。でも、野菜売りは白菜の外の皮を捨てて売っていました。おばあさんは、その野菜売りに、この皮はもらえますか?と尋ねると、もっていっていいと言われたそうです。
米を持っていても、それを炊く道具がありませんでした。生米を持っていて、隣の人にこれを分けますが食べますか?と聞いたら「私は生米は食べません」とその人は言いました。しかし、おばあさんは、捨ててあった白菜の皮も、生米も食べて生き残りました。
それ以来僕は袋一枚も捨てることはしなくなりました。
2013年2月5日
you’ll be in good company – too funny